ここ南房総では、四季を通じて様々な魚を釣ることが、さらに地元のスーパーや道の駅でも新鮮な鮮魚がお安く手に入ります。
よく見かける大衆魚から「なんだこれ??」と思ってしまう珍しい魚まで色々と!
都会ではまず見かけないような珍魚が手に入ることもあるので魚料理は南房総暮らしの楽しみの一つです。
そんな田舎暮らしの楽しみをみなさんにもお裾分けします。笑
ここでは南房総で手に入るお魚の「基本情報」「入手方法」「下処理」「料理法」についてまとめていきます。
今回のお魚はゴンズイです。
さっそく始めましょう。
ゴンズイの基本情報
購入した、と書きましたが普通は売ってません。
レアすぎて売ってないわけではないです。
商品価値がほとんどないからです。
しかしYouTubeを徘徊しているとたまにYoutuberの方が「美味しい」と言っているので前々から興味がありました。
そのうち釣れたら料理してみようかな〜と思っていましたが、道の駅富楽里とみやまの鮮魚コーナーに並んでいるのを見て買ってしまいました。
ネット情報によるとゴンズイの旬は春から夏だそうで、夜行性です。
また、ゴンズイは群れて集合体を作るのですが、これはゴンズイ玉と呼ばれ、釣り人から恐れられています。笑
ゴンズイは食材としてより釣り人の嫌われ者というイメージの方が強いのでちょっとかわいそうですね。
また背ビレと胸鰭にそれぞれ毒のあるトゲがあるので扱いには注意しましょう。
南房総でのゴンズイの入手方法
前述の通り、売っていることもあります、、、がレアケースです。
売られている可能性があるのは南房総富山地区の道の駅、富楽里とみやまの鮮魚売り場となりますが、、、まず売ってないと思って間違いないです。
一番確率の高い入手方法は“自分で釣る“です。ほとんどこれ一択です。
夜に港の奥の方で釣り糸を垂らしていると釣れます。
エサはイソメでもオキアミでもなんでも釣れる印象です。
群れてゴンズイ玉を作るので1匹釣れたら連発する可能性大。
また、褒められた話ではありませんが、マナーの悪い釣り人が釣れたゴンズイを堤防に放置することがあるので、そのように放置されたゴンズイがいれば、その場にいる可能性が高いです。
しかし、前述の通りゴンズイには毒針があり大変危険です。
自分自身が放置しないのは当然ですが、もしそのように放置されたゴンズイを見つけたら海に戻しましょう。
ちなみに私は館山市の相浜港で夜釣りをした際にゴンズイ玉の襲撃を受け酷い目に遭いました。
しかし、今ではゴンズイの美味しさに気づいてしまったので釣ったら持ち帰ります!笑
ゴンズイの下処理
しつこいようですがゴンズイには背鰭と胸鰭に毒針があります。
まずは毒針の処理が最優先。
購入したゴンズイの毒針は処理済みでしたが、自分で釣った場合などは当然、自分で処理しなくてはなりません。
YouTubeで見たところ、頭を落とす時に毒針もまとめて落とすのが一番簡単かと思います。
またゴンズイの体表はぬるぬるしています。
これは↓のように酢で処理すると良いそうです。
密封容器にゴンズイと酢を入れてシャカシャカ振ればヌメリが取れます。
シャカシャカした後に真水で流せばオッケーです。
この時は白焼きを作りたかったのですが、なにぶん初めて扱う魚なので「大名下ろし」「背開き」「腹開き」をそれぞれ試してみました。
結論としては「腹開き」一択でした。
右の2匹分が「大名下ろし」「背開き」です。
背開きでやったのは結局、二つに分かれてしまいました。笑
それ以外は腹開きでやりましたが、腹開きが一番食べる部分を多く取れました。
ゴンズイの白焼き
見た目は悪いですが、、、美味しいです。
しかしちょっと火を通しすぎてしまい、一部パリパリになってしまいました。反省です。
今回は、腹開きしたゴンズイに料理酒をまぶしてレンチンした後に、エアフライヤーで焼きました。
結論的にはエアフライヤーでの調理時間が長すぎたのが今回の失敗の原因です。
ゴンズイは皮目が美味しいお魚で、ウナギに近い感じです。
この食感を失わないようにするために火にかける時間は注意が必要です。
ちなみに失敗と言いましたが、それなりに美味しかったです。
ちゃんとウナギの蒲焼きっぽい食感もありました。
次は完璧なゴンズイの白焼きを完成させます!
編集後記
最後まで読んで頂きありがとうございます。
私は、この記事は未完成だと思っています。
特にゴンズイはネット情報によると蒲焼きやフライ、またまた刺身でもイケるとのことなので今後試してみようと思います。
その他、新しい発見がありましたら随時更新していく予定です。
今後ともよろしくお願いします。