ゴールデンウィークが終わった頃、、、タケノコの季節となります。
一般的に有名な孟宗竹(もうそうちく)のタケノコはもっと早い時期なのですが、今回ご紹介するのはハチクという種類のタケノコです。
ここではハチクの収穫の仕方〜アク抜き、保存方法についてご紹介します。
場所は鴨川の山奥、、、
こんな道の奥にあります。
ちなみに写真の上に写っているのはカヤックです。
すぐに行けるように車に積みっぱなしです。笑
到着しました。
ここは私の土地ではありませんが、持ち主の方の許可を得て、タケノコ狩りをさせて頂いています。
さて、タケノコさんは出てきているかな?
前日に雨が降ったので若干のぬかるみがあります。
転ばないように慎重に竹林の中に入っていくと、、、
発見しました。
やっぱりハチクはゴールデンウィーク後ですね。
ゴールデンウィーク中にきてもまだ早いです。
まだまだあるはずです。
ここにも
ハチクは、孟宗竹のタケノコと違い土を掘る必要はありません。
地面から出ているのを手でポキっと折れば収穫できます。
しかし、柔らかいので手で折ったり足で蹴ったりすると中のタケノコが傷んでしまうことも
そこで私はスコップを使います。
こんな感じでタケノコの根元に刺します。
すると根元が切断されて簡単に収穫できます。
こうすると比較的タケノコが痛まないです。
この日の収穫。15分ほどでこれだけ採れました。
当たり前ですが、自然の山の中でタケノコ狩りをするときは色々と危険があります。
特に危険な生き物もいますので要注意です。
特に個人的にはヘビにビビってます。
今まで見たことはないのですが、この辺にはマムシやヤマカガシと言って毒を持っているベビもいます。
ちなみに私がタケノコ狩り中に出会った生き物はシカとコイツ
カニです。なんで山の中にカニがって?
私も知りませんが、、、サワガニなのかな??
さて、収穫したタケノコは自宅でアク抜きをします。
孟宗竹のタケノコは1時間ほど米ぬか入りの湯で煮込むのですが、ハチクは米ぬか不要で10分ほど茹でればアク抜きOKです。
もともとアクなんて無いのかも!?
今回は、リサイクルショップで5000円で買った大鍋で茹でます。
井戸から水を汲んで、、、
バーベキュー台の上にセット
まさかこのバーベキュー台もタケノコを茹でることになるとは思わなかったハズです。
この日は燃料までケチろうと思い、事前に海岸で薪代わり流木を拾ってきました。笑
海岸で拾ってきた流木です。
こんだけあれば十分かな?笑
鍋も大きいと水の量も多いし、沸かすのにもガスだと結構消費すると思いますが流木ならタダ!水も井戸水だからタダ!
最近流行りの持続可能なヤツです。SDGsって言ったっけ??笑
湯を沸かしている間にタケノコを真っ二つにして皮を取ります。
こんな感じ
湯もいい感じで沸いてきました。
そこにタケノコを投入し10分ほど放置。
あとは味噌汁でもタケノコご飯でも炒め物にでもなんでもできます。
こちらはハチクのお味噌汁
当然、一晩では食べきれないので保存します。
タッパーに入るだけ入れて水を満たせばOK
どれくらい持つかは分かりませんが1週間くらいなら余裕です。
あまりに収穫量が多ければ冷凍保存も可です。
カット野菜みたいにして冷凍しておけば使い勝手も◎
ハチクは収穫もアク抜きも孟宗竹のタケノコに比べて楽なのが良いですね。
田舎暮らしの楽しみの一つです。
編集後記
ハチクの時期になると山が欲しくなります。
最近ひとりキャンプが流行っていて山林を購入する方もいるようですね。
「この山林の売地いいなぁ」と思うのをネットで見つけると、すぐに売約済になってしまう、、、
「山なんて買うもんじゃない」って人も多いけど私は自分の山が欲しいです。