オンライン英会話

🇦🇫タリバンによる政権奪取

ここでは、オンライン英会話を通じて、先生から聞いた外国の話をご紹介しようと思います。

海の向こうには様々な国があります。
文化も風習も日本とは大きく違う異国の地に興味はありませんか?

私自身、英語力が上がるにつれて少しづつ先生の話も理解できるようになり、外国の話を聞くことはモチベーションの維持にもかなり役立っています。

私が実際に行ったことのある国はアメリカだけですが、オンライン英会話NativeCampでは世界各国の先生からレッスンを受けることができます。

外国の先生とのフリートークを通じて知ったこと、驚いたこと、羨ましいことetc、、、

今回は、アフガニスタンの首都カブールに住んでいた女性の先生から聞いたお話です。

!注意!
私自身の英語力は中途半端(TOEIC630点 英検2級 2021年10月現在)で先生とのフリートークを通じて聞いた話なので誤訳もあると思います。ファクトチェックもしていないので、事実と異なる可能性もありますが、暇潰しのつもりで読んで下さい。

タリバンによる政権奪取前の情勢

先生からは2回レッスンを受けましたが、最初に受けたのは2021年7月下旬。
つまりタリバンにより旧政府が事実上崩壊した同年8月15日の前でした。

この時の先生はアフガニスタンの首都カブールに住んでおり、現地の情勢について「米軍の撤退決定により治安は悪化している。小学校などで爆弾テロが頻発してる。」と教えてくれました。

このような情勢から、先生の一家はトルコに引っ越す予定であり「今、必要な書類を準備しているけど、なかなか大変。」とのこと。
ちなみに正規の手続きを取ると必要な書類を集めるのが大変だけど、もし不正な方法を選べばトルコに行くのは簡単だとも言ってました。

アフガン出国の後、タリバンが政権奪取

その後、同年の10月中旬に2回目のレッスンを受けました。

先生は、1回目のレッスンの後にトルコに移住しており、その直後、急速に情勢が悪化し、最終的にタリバンが政権を奪取したとのことでした。

先生の一家は出国することができましたが、アフガニスタンには先生の親類が残されており、現在はメッセージアプリにより連絡は取れるが、今後、どうなるか分からないとのこと。
実は、その親類は旧政権の時にアメリカに関連する仕事をしていたそうで、そのことがタリバンに知られたら何をされるか分からないと心配していました。

日本では、タリバンの広報官が「女性の権利を保証する」と発表している映像がニュースで流れていたので、この事を含めて「タリバンの方針に賛成できますか?」「タリバンを信じることができますか?」と質問してみました。
答えは予想通り「できない」でした。

アフガニスタンでは、ほとんどの人がタリバンの暴力により家族や親類を失っているそうです。
彼女自身、親戚のおばさんをタリバンによる爆弾テロで失ったそうです。
しかも爆発の時、亡くなったおばさんは赤ちゃんを連れていたそうで、その赤ちゃんは助かったものの片目を失ってしまったそうです。
そのような経験を通じて、タリバンを信じることは無理だということでした。

辛い経験を話してくれた先生に、慰めの言葉を伝えたかったのですが、私の英語力では「I’m sorry to hear that.」くらいしか言えることができず悔しい思いをしました。

将来への希望

トルコへ渡ってからの生活もいろいろと大変だそうです。

自分の母国とは違う外国での生活ですから、当然と言えば当然ですね。

しかし、そんな状況の中でもオンライン英会話の先生として仕事を始めて、今後は大学への入学を考えているそうです。

親戚が亡くなったり、危険な状況に置かれている上、自分の国の政権が崩壊して大混乱している中でも希望を失わず、将来に向けて教育を受けようとしている先生の姿勢に脱帽しました。

日本も長期的な経済的停滞に苦しんでいたり、いろんな人が不平不満を抱えていると思いますが、世界的に見ればまだまだ恵まれた国であることを改めて実感しました。

私も先生に負けずに英語の勉強を頑張ります!!

それではまた!

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