狩猟

【千葉県狩猟免許試験③】実際の試験の流れ

私は令和5年8月に南房総市役所で試験を受けました。
千葉県での狩猟免許試験は主に千葉県射撃場(講習会と同じ場所)で実施しているようですが、今回は「有害鳥獣の被害が多い南房総地域の人に免許をとってもらう為」とのことで南房総地域在住者の優先回となっており、試験会場も南房総市役所になったようです。

個人的には家から車で15分ほどでラッキー

事前に案内されていた日程はこんな感じです。

こちらは持ち物とか注意事項とか

当日、受付は朝8:30〜となっていましたが早めに到着。
駐車場には受験者と思われる人達の姿がチラホラおり、我慢できずに会場に入ろうとして係の人に止められている人もチラホラ

時間になると受付がオープンします。
受付では会場と座る席の番号を案内されます。
今回の試験では、適正試験・実技試験があり、移動もあります。全て席の番号で呼ばれて案内されることになります。
また、各席にはゼッケンが置かれており試験中の着用を求められます。

席についてからしばらくすると、当日のスケジュールや注意事項といった試験の説明が始まり、それが終わるとそのまま筆記試験となります。

↓当日のスケジュールです。当日はこのスケジュールより早く進行しました。

筆記は一部免除の方は30分ですが、それ以外の方は90分で20分経過後は途中退出も認められます。
筆記試験の難易度はそれほど高いとは感じませんでした。
私は猟友会からもらった例題集しかやっていませんが、それでもほとんど答えが分かりました。「ん〜分からん」となったのはほんの数問です。
ちなみに猟友会の講習に申し込まないと例題集ももらえません。

↓猟友会からもらえるモノ。例題集をやり込みましょう。

もういいや、と思って周りを見るとすでに3分の2くらいは退出済みでした。
この時点で残りは20分ほど
私も途中退出すると、別の部屋の前に受験者の列ができています。

筆記試験後はすぐに適性検査となります。
筆記試験の会場の外には適性検査待ちの列ができています。
係員の案内で終わった順に案内されます。

適性検査では運動能力、聴力、視力の検査を受けます。
落ちる可能性があるのは視力くらいでしょうか??
目が悪い人はメガネを忘れないようにしましょう。
運動能力は、係員の人と同じ動きをして下さい、という内容でした。
手を挙げて回したり直立したりしたような気が、、、よく覚えていません。笑
息が切れるような動きはないのでご安心を

適性検査の後は、筆記試験の結果が出るまで待つように言われます。

午前10時半頃、筆記試験の結果が出ましたよ〜とのアナウンス。
まあ合格だろうとは思いつつもドキドキ、、、無事、合格しておりました。
この日は筆記試験の不合格者は1名でした。

次は鳥獣判別の試験です。
動物のイラストを見て、罠免許で獲れる動物なら「動物の名前」を回答。
獲れない動物なら「ダメ」と回答するアレです。

鳥獣判別と猟具の取扱いは、まとめて技能試験として採点されますが、猟具の架設が一番の鬼門(緊張で間違えてしまう可能性あり)であることを考えると鳥獣判別で余計な減点は貰いたくないです。

結果は、、、ひとつ間違えてしまいました。
イタチのオスとメスです。
イタチはオスが狩猟できるので「イタチ・オス」と答えて、メスイタチの場合は「ダメ」と答えるのが正解。
見た目はほとんど変わりませんが、オスよりメスの方が小さいです。
イラストの端っこにスケールが記載されているのでそれを頼りに回答します。
私は見事に間違えて2枚のイタチのイラスト両方に「イタチ・オス」と回答してしまいました・・・泣

午前中の試験はここまでです。
午後は猟具の取扱い(猟具の判別・猟具の架設)の試験となります。

予定では午後1時集合でしたが、午前中が早く終わったことから午後0時30分に集合となりました。筆記試験の会場に集まります。
ここから順番に呼ばれるわけですが待ち時間が長かった、、、ちょうど最後の方に当たってしまい、運が悪かったです。

呼ばれると最初に猟具の判別の試験です。これは簡単。猟友会の講習の通りです。
ちなみに試験官を務める猟友会の人は、講習の時に罠の架設などを教えてくれた人と同じでした。
目の前に用意されている猟具に対して使えるものには⭕️の札を、使えないものには❌の札を置きます。
札を置き終わって「終わりました」と申告すると試験官の人は「はい、大丈夫ですね」と
そのまま猟具の架設の試験に移ります。

最初に「箱罠とくくり罠、どちらで試験の受けますか?」と聞かれるので、私は練習を重ねてきた「くくり罠」を選択する旨を伝えました。
これも練習をしてきたので特にトラブルもなく5分以内に架設が完了しました。
「終わりました」と試験官に申告します。
しかし試験官から思わぬ指摘が、、、いわく「罠の標識は木(を模した棒)に置かなくてはいけません」とのこと
残念ながら私は「木のそば」に置いたんですよね。
まあ現場で標識を置いとくだけってことはしないと思いますが、試験なのでそこら辺はキッチリやってということでしょう。
まあ軽く注意されたような雰囲気だったので私自身あまり気にしていませんでした。

というわけで、これで試験が終了です。
午後2時過ぎに終了しました。
あとは試験結果を待つのみです。

発表が楽しみです。
合格すれば晴れて「猟師」を名乗ることができます!

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